キッズトラベルはどこの国?

キッズトラベルはどこの国?

SNSでもたびたびバズっている子供が乗れるキャリーケース「キッズトラベル」は日本の企業が展開するブランドになります。製造販売を手掛けるのは日本企業ですが、生産国は中国なので「中国製」ということになります。「キッズトラベルはどこの国?」の回答は以上になりますが、せっかくですので、日本で人気が高い他のキッズキャリーはどうなのか、あるいは中国製造の商品を購入する際の注意点などについて考えてみたいと思います。

ノリッコやハピライドミニはどこの国?

ノリッコやハピライドミニはどこの国?
(左)ノリッコ (右)ハピライドミニ

子供が乗れるキャリーで人気が高い商品として、キッズトラベルの他に次の2つがあります。

  • ノリッコ
  • ハピライドミニ

ノリッコといえばキッズトラベルと並んで、子供が乗れるキャリーケースの代表格といっていい存在です。最近、機内持ち込みができる乗れるキッズキャリー「ハピライドミニ」を販売するのはNippersブランドを展開するアレコレ株式会社というメーカーです。
それではここでキッズトラベル、ノリッコ、ハピライドミニを展開するそれぞれの企業がどこの国の企業なのか、生産国はどこなのか見てみましょう。

ブランドまたはメーカー企業名どこの国の企業?生産国
キッズトラベル株式会社WINDEAR日本中国
ノリッコ株式会社優良國際日本中国
Nippers(ハピライドミニ)アレコレ株式会社日本中国

3つとも製造販売するのは日本の企業ですが、生産国は中国という結果です。

原産国・生産国・製造国の違い
コーヒー豆がブラジルで栽培された場合、ブラジルはそのコーヒー豆の「原産国」です。「製造国」は、商品が製造されたり加工されたりした国を指します。特に製品が組み立てられたり、最終的な形に仕上げられたりした場所を意味します。たとえば、日本で設計されたが中国で組み立てられた電子機器の場合、中国はその電子機器の「生産国」です。「製造国」は生産国と似ていますが、より製品が物理的に作られたプロセスや場所に焦点を当ており、製品が実際に作られた国を指します。製造国は製造プロセスにより強調を置くことがあります。

第2位:ジェットキッズ バイ ストッケ
ストッケのジェットキッズ
管理人
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子供が乗れるキャリーケースといえばストッケの「ジェットキッズ」も有名です。たぶん、ジェットキッズも中国製だろうと思って調べたら、ジェットキッズだけは生産国が「台湾」でした。

以下、興味ある方はどうぞ。

中国が「世界の工場」と呼ばれる理屈をざっくり理解

中国が「世界の工場」と呼ばれるようになってから、もう随分経つ気がします。

人件費が安いから?
でも、よくよく考えたら中国でも人件費は高騰していると聞きますし、中国より人件費が安い国は他にもきっとたくさんあるはずですよね。

人口が多いから?
だったらインドとかでも良さそうですが、圧倒的に中国製のほうが世界に普及していますよね。

そこで改めて思うわけです。
「なんで中国なの?」と。

人件費が上がっているとはいえ、平均的(都会と地方)にみれば、まだまだ日本のほうが人件費は高いとされています。
そのため、中国製造は日本で製造するより20〜40%程度安くつくれるというのが一般的なんだとか。また、中国の多くの工場では、ローコストオペレーションを実現することによって徹底的なコスト削減→削減できた分を設備投資することによって品質が(徐々に)向上しているそうです。

管理人
管理人

もちろん、すべての工場がそうではないと思いますし、品質だけを「日本製」と比較すれば質が劣ることもたくさんあると思います。ただ、価格を比較すると日本製のほうが全然お高いですよね…

という感じで、すごくざっくりいえば、中国が世界の工場と呼ばれているのは、まぁまぁ安い人件費・コスト削減→削減できた分で設備投資する→人手が少なく済んだり品質が少しずつ上がったりして、その価格や品質がコスパの高さとしてその時代その時代で受け入れられたり、メリットとして感じてもらえているから、なのかなぁと思いました。
あまり難しいお話は私もよくわかりませんが。

たとえば、日本のモノづくりを支える企業のひとつに、岐阜精器工業株式会社があります。
岐阜精器工業株式会社は、1970年の創業から金属プレス加工、金型設計・製作、部品加工を行うモノづくり企業です。そんな岐阜精器工業では中国生産におけるコストメリットという記事で、中国の人件費や中国製の品質について↓このように書かれています。

中国は人件費が安い?
日本より低コストだと言われている中国ですが、実は人件費はそれほど安くはありません。以前は人件費が現在よりも安かったため、より低コストで作れると言われていました。しかし、最近では中国でも人件費の高騰が続いているため、少し前よりはコストが高くなってきています。その分、設備投資に力を入れて技術力や品質がかなり向上しているため、トータルで見るとコストパフォーマンスはグッとアップしていると考えられます。

岐阜精器工業株式会社-中国生産におけるコストメリット

私が「中国製」で注意している3つのこと

今や中国製を見ない日はないといっても過言ではないくらい、中国製商品は私たちの生活に深く浸透しています。
私の大好きな子連れ旅行の神アイテムでもある乗れるキッズキャリーもそうですし、衣類や食品もそうです。家計のことを考えれば少なくても我が家にとって「中国製」はなくてはならないものですが、私が中国製の商品を購入する際、注意していることが3つあります。

注意点その①:コピー品・偽物は絶対に買わない

コピー品、偽物は絶対に買わないようにしています。
それがすごく小さなものであったとしても、安易な気持ちで買うようなことは絶対にしません。理由は、そもそもコピー品や偽物をつくることは法律で禁じられているわけで、それに加担したくないからです。また、その行為が結果的に日本のモノづくりを苦しめることにもつながると思いますし。

注意点その②:安全性が最優先

これはキッズキャリーに限らず、食品や電化製品など、すべての商品で私は安全性を最優先に考えています。
安かろう悪かろうが許されるのは安全性以外の部分であり、いくら安くても安全性が守られない可能性があると判断すれば、どのような商品であれ、どの国で生産されたかなど関係なく買わないようにしています。

管理人
管理人

なので、私は、何か商品を買うとき、製造販売者や生産国、成分、口コミや評判(商品の品質と顧客対応)などをよく調べます。

注意点その③:製造販売者が日本企業であること

生産国・製造国が中国でも、その商品の製造販売者が日本企業であること。
今や日本車ですら中国の工場でつくられていますし、その他、日本企業が開発・設計をした商品が中国工場でつくられている例など枚挙にいとまがありません。中国に限らず、どこの国でつくられたものであろうと、日本の企業がそれを販売しているなら私は特にこだわりません。ただ、Amazonなどでは中国でつくられたものが中国人のアカウントによって販売されているケースがあり、何か問題があったとき、責任の所在が曖昧なため、しっかり対応してもらえないことも少なくありません。
そのため、アフターフォローに不安を感じない日本企業が製造販売している商品を選ぶようにしています。

管理人
管理人

キッズトラベル、ノリッコ、ハピライドミニは中国で生産されていますが、製造販売している企業は日本の企業です。商品や会社の口コミ・評判はネットで調べても評価は高く、私自身も実際に使っています。安心してみなさんにおすすめできる「中国製」といえるのではないでしょうか。

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